【活動報告】特別セミナー「AIを日常使いできる人になろう!」開催しました!
9月17日、デジステ笹賀で特別セミナー「AIを日常使いできる人になろう!」を開催しました。
講師は株式会社メタマケのペスハムさん。AIの基礎から、実際に触って体験するところまで、とても充実した時間となりました。
AIが気になっている方、仕事に活かせる新しいスキルを学びたい方など、多くの方にご参加いただきました。
ここでは、セミナーでの内容を振り返りながら、ポイントをご紹介します。
🔹変化への抵抗
まずは、人には「変わりたくない」という気持ちがあり、変化に抵抗を覚えることがあるという所から。
今回のセミナーでは、「なぜAIをなかなか使わないのか?」というテーマをお話しいただきました。
テレビやニュースなどでは、「AIに仕事を奪われる」などといったことを耳にすることがあります。
具体的な事例を見せていただき、実際に欧米では大企業でも大勢の人がリストラに合っているという衝撃的な事実を教えていただきました。
「今のままでも困らない」「自分には関係ないと思ってしまう」など、私たちが変化を避けがちな理由を具体的な例を交えて紹介。
天動説から地動説への転換や、YouTubeやSNSが広がっていった過程を例に、「人は大勢の人が進む道を選びやすい」という習性にも触れられました。
一方で、AIはこれまでの技術よりも驚くほど速いスピードで進化しています。
「10年先」と思われていたことが、今や2~3年で実現している現状。
だからこそ「少しでも早く始めた方がいいです。みなさん、今日が一番若いですので」という言葉が強く印象に残りました。
🔹AIの捉え方:手足拡張から脳拡張へ
また、AIの捉え方についてもお話していただきました。
AIは「作業を代わりにしてくれる存在(手足の拡張)」というイメージを持つ方が多いと思います。
文章をタイプする、ブログの初期設定をする、写真をアップするなどの作業がそれにあたります。

一方で大切なのは「考え方をサポートしてくれる存在(脳の拡張)」としてのAIということでした。
「誰に伝えるのか」「何を届けたいのか」「どんな表現が効果的なのか」といった、方向性や目的を考える部分をAIに相談できるのです。
セミナーでは「今日は脳の拡張を体験しましょう」というテーマで進められました。
🔹体験ワーク:AIと一緒に考える
実際にAIを使って、参加者の皆さんと一緒にワークを行いました。ポイントは以下の通りです。
- AIに「誰に伝えたいか」を伝えることで、文章のトーンや内容が最適化される
- 音声入力を使って話しかけると、思考が自然に言葉になりやすい
- 愚痴やアイデア、妄想のようなことでも入力してみると、整理された形で返ってくる
- 完璧な1回よりも、何度もやり取りを重ねることが大切
🔹今日からできる実践のヒント
- 出力された文章は、自分の視点で必ず確認・調整する
- AIに名前をつけて、日常的に会話してみる
- 音声入力を使って、思いつきを気軽に話しかけてみる
- まずは「誰に届けたいか」をAIに伝えてみる

🔹まとめ:AIはあなたの“脳の拡張”のパートナー
今回のセミナーを通じて、「AIは怖いものではなく、日常を助けてくれるパートナーである」ことを感じることができました。
少しずつ取り入れることで、仕事にも生活にも活かせる“使える人”に近づけそうですね。
デジステ笹賀では、今後も実践的な学びや体験会を開催していきます。ぜひお気軽にご参加ください。
10月の予定
自習カフェ
- 10月1日(水)
- 10月15日(水)
場所:笹賀公民館 1階会議室
時間:10:00~12:00
笹賀フォトギャラリー写真持込受付中!
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